CFDなら少額・短期で債券投資ができる
「国債」というと、日本の場合はバブルが弾けて以降、国の借金というイメージがありますが、ちゃんとした個人向けの投資商品のひとつです。
現に海外の投資商品というと、国債はもっとも一般的だといわれています。
日本人の場合は一般的に投資よりも貯金をする人のほうが多いのですが、海外、特に欧米では貯金よりも投資をする人が多く、そのほとんどが安定した利回りの点から、国債に投資する人が多いようです。
国債、公債、社債などの債券は、大きな儲けはないものの、リスクも少なく、元本の保証はあるし利回りも安定しているので、投資によって堅実に資産を増やしたいと思っている人に好まれます。
しかし、投資単位が大きいので大金が必要になりますし、運用期間が長くならないとあまり多くの利益を得ることができないところがネックです。
ところが、CFDの場合は少額でも債券に投資することができるのです。
通常「債券」を扱う場合はインカムゲイン(長期運用して利回りを得る)を狙うのですが、CFDの場合はキャピタルゲイン(債権価格の売買益を得る)を狙うという投資ができるのです。
債券は金利が上昇すると、債券価格が下がるという値動きをします。
例えば、市場金利が2%に上昇すると、利回りが1%しかない債権は値下がりしますし、市場金利が0.5%に下がると、利回り1%の債券は値上がりします。
市場金利に合わせて日々変動するので、動きをこまめに追う必要があります。
債券CFDは債券先物と連動する関係にあります。
海外の債券を扱う場合には、それぞれの国の中央銀行の金利の動きが大きく関係しているので、その点に注意しましょう。