信頼できる取引会社を選ぶのが勝敗のコツ
投資慣れしていて、投資がうまくても投資に失敗をするという矛盾した状態に陥る人が、たまにいます。
取引をする会社をよく見極めないと、経済状態が不安定な現在では、取引会社自体が倒産してしまって、元手として預けてあった証拠金をすべて失ってしまうという状態になることがあるからです。
そのため、自分が取引をする会社は、しっかり見極めておく必要があります。
もちろん、最初に取引を始めるときには信頼できる会社でも、経済情勢の変化につれて徐々に取引会社自体の状態が悪くなるということも考えられますので、要所要所で取引会社が信頼できるかをチェックしていくことも大切です。
信頼できる取引会社を見極める大きなポイントは、スプレッドの大きさや顧客の資産管理方法です。
現在のところCFDを扱っている取引会社で倒産をしてしまったところはないのですが、
FXの世界ではいくつかあります。
そのような会社は、顧客の証拠金を自分の会社のやりくりに流用してしまった果てに倒産してしまい、顧客に返却できなくなったという例や、スプレッドが小さすぎて結果的に自分の会社の負担を大きくしてしまって倒産したという例などがあります。
そのため、顧客の資産は自社の資金とは完全に別として管理して、第三者金融機関に預けているような会社や、スプレッドが少なすぎない会社を選ぶことが大切です。
スプレッドは特に、取引会社へ支払う手数料のことですから、取引のコストを少なく抑えるためには少ない会社を選んだ方が利益が大きくなりますが、あまりにそこだけを重視しすぎてしまうと、逆に大きなリスクを背負うことになるので注意するようにしましょう。