CFDのローソク足チャートの見方
株やFXの取引をする場合、「いつ」「どの銘柄」を、「売る・買う」するかを決める必要がありますが、CFD取引も同じです。
これらを決める時に役に立つのが「チャート」です。
チャートは始値(はじめね)・高値(たかね)・安値(やすね)・終値(おわりね)の4つの値が描いてあり、その形がローソクに似ていることから、「ローソク足」(ローソクあし)チャートと呼ばれています。
1日の株価の動きで描いたローソク足は「日足」(ひあし)、週の株価の動きで描いたものは「週足」(しゅうあし)と呼びます。
時間単位の「時間足」や分単位の「分足」といった超短期投資用のチャートもあります。
このローソク足に沿って描かれる「移動平均線」という曲線グラフもあります。
日足の移動平均線は5日、10日、75日分、週足の移動平均線は13週、26週分のローソク足の平均を結んだ線を描きます。
ローソク足を1本だけの移動平均線で結んだ場合、ローソク足がその線より上であれば「買い」下なら「売り」という見方ができます。
5日や10日といった、別の期間の移動平均線をローソク足に組み合わせて、短期の線が長期の線より上だったら「買い」、下だったら「売り」という見方をすることもできます。
- 短期の線が長期より上になった時を買いシグナルの「ゴールデンクロス」
- 下になった時を売りシグナルの「デッドクロス」
と言います。
移動平均線を2本組み合わせる場合は、いろいろなパターンがありますが、多くの人が見ている組み合わせがより精度が高いといわれています。
これらのチャートは投資の基本なので、どのCFDにも使うことができます。